会員ブログ

台風15号における災害の復旧に向けて

このたびの台風15号の影響で被災された皆様ならびに協会会員企業の皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い再建をお祈り致します。

台風15号の猛烈な雨の影響によって、静岡市内では床上浸水880棟、床下浸水586棟(2022年9月29日現在)の被害や、冠水した道路に土砂がたまるなどしての被害が発生しています。場所によっては道の幅全てに高さ50cmほどの土砂がたまっている箇所もあり、1974年の七夕豪雨以後最大ともいえる甚大な被害を受けています。
また、興津川の取水口に大量の流木や土砂が詰まったことにより取水が不可能となり、清水区内においては63,000戸もの大規模な断水被害に見舞われ、不自由な生活を余技なくされている方も多くいる状況です。

今回の災害に対して当協会では、被災した9月24日早朝より清水建設業協会内に災害対策本部を設置し、官公庁からの要請に基づき協会会員企業一同一体となって冠水した道路にたまった土砂の撤去などを中心にライフラインの復旧作業を行っております。
当協会への災害復旧要請は600件以上きており、協会会員企業全38社で一日も早い復興に向け順次復旧作業を行っております。
未曽有の災害であり復旧要請の件数も多いため、地域の皆様から官公庁への要望をいただいてから対応までにお時間がかかってしまうこともございますが、一日でも早く対応できるように尽力しているところです。

災害復旧作業を行う際、近隣住民の方々から感謝や激励のお言葉をいただくこともあり、改めて建設業の使命を感じております。

まずは地域の皆様に一日も早くこれまでの日常を取り戻して頂けるように協会会員企業一体となって復旧作業を行っていますので、今後ともご協力をよろしくお願い致します。

また、協会会員企業の皆様には非日常の中で被災会員企業も含めた38社で復旧作業にあたっていただき誠にありがとうございます。今後の復旧作業においても安全に留意していただき事故の無いようにお願い申し上げます。
引き続き地域の皆様の為に協会会員企業一体となって頑張って参りましょう。

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